お次はトリスタでござい
なんか去年の10月に
「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズにハマッた時のような
ハイペースで文庫本を読み続けているような気もしますが
文学少女シリーズの既刊を読み終わり
今月の上旬発売の文庫も読み終わったので
思わず新シリーズに手を出してしまいました・・・
「このライトノベルがすごい2007」で30位の作品です。
ジャンルとしてはミステリーになると思うのですが
帯によると
「これは推理小説を模った現代の魔術師の物語」
だそうです。
この小説、最初のうち、ちょっと読みにくい印象を持った。
というのも
佐杏冴奈(さきょうしいな) 、天乃原周(あまのはらあまね)
といった主人公クラスから始まって
・三嘉村凛々子(みかむらりりこ)
・在真氷魚(ありざねひお)
・扇谷いみな(おうぎがやついみな)
・酒匂理恵(さこうりえ)
・午沼千里(ひぬまちさと)
と他のレギュラーキャラたちも名前が読みにくいからだ。
(常に振り仮名があるわけでもないし)
舞台は日本で唯一の魔学機関である大学なのだが
ハリポタのように魔術師の卵が通っているわけではない。
というのも、世界で6人しか魔術師がいないとされているからだ。
で、魔術師が出てくるんでファンタジーの要素もありつつも
一般的なファンタジーと違い「不可能命題(ロストタスク)」
という考え方があるのが、この作品の特徴じゃないかな?
ロールプレイングゲームやファンタジー映画で
有名な魔術「飛行」、「念動」、「読心」、「治癒」、「蘇生」などが
使えないとされているのだ。
なので、何でもかんでもトリックを
「魔術で片付ける」展開でもないので
ある程度、推理があたる点が面白いです。
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