”文学少女”シリーズ、本編最終章
これまでの7冊を読んでてラストを予想していたのですが
恐るべき複線改修の妙によって
想像を遥かに超えたラストが待っていました。
特に6巻のレモンパイの複線は
「まいりました!」の感が強い。
今年50冊以上は小説を読んでますが
コイツは、はんぱなく感動したぜぃ!
今年のダントツは、ハリポタ最終巻だと思っていたが
甲乙つけがたい感じ。
衝撃の展開なのだが、説得力のあるストーリーに圧倒された。
シリーズ最終巻らしく、既刊での出来事にも
ちょこっとずつ触れながら、物語は進み
心葉 vs 叶子(流人ママ)のやりとりで
ようやく心葉が主人公らしい感じを披露!
いつもなら鍵となる情報を提供する麻貴が
脇役陣では存在感を見せるのだが
ちぃが意外と際立っているかも?
そして、心葉、ななせ、遠子の三角関係も
(かげさんの予想を裏切る形だったけど)
しっかり解決し、
恋愛大殺界、白いマフラー、熊狩り、鮭という
謎のキーワードがラストにこれほど関わるとは・・・
本編はラストだけど、短編集や外伝で
シリーズは続くみたいなので、
もう少しの間、このシリーズは楽しめそうです。
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