Amazon 初売り

« ケシポン | トップページ | ブリッジ »

2008.09.03

”文学少女”シリーズ、本編最終章

| |コメント (0)|トラックバック (0)

 このエントリーをはてなブックマークに追加

“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫 の 2-6-8)
“文学少女” と神に臨む作家 下

これまでの7冊を読んでてラストを予想していたのですが
恐るべき複線改修の妙によって
想像を遥かに超えたラストが待っていました。

特に6巻のレモンパイの複線は
「まいりました!」の感が強い。

今年50冊以上は小説を読んでますが
コイツは、はんぱなく感動したぜぃ!

今年のダントツは、ハリポタ最終巻だと思っていたが
甲乙つけがたい感じ。

衝撃の展開なのだが、説得力のあるストーリーに圧倒された。

シリーズ最終巻らしく、既刊での出来事にも
ちょこっとずつ触れながら、物語は進み
心葉 vs 叶子(流人ママ)のやりとりで
ようやく心葉が主人公らしい感じを披露!

いつもなら鍵となる情報を提供する麻貴が
脇役陣では存在感を見せるのだが
ちぃが意外と際立っているかも?

そして、心葉、ななせ、遠子の三角関係も
(かげさんの予想を裏切る形だったけど)
しっかり解決し、
恋愛大殺界、白いマフラー、熊狩り、鮭という
謎のキーワードがラストにこれほど関わるとは・・・

本編はラストだけど、短編集や外伝で
シリーズは続くみたいなので、
もう少しの間、このシリーズは楽しめそうです。


 このエントリーをはてなブックマークに追加

| |コメント (0)|トラックバック (0)

このエントリーへのリンク

このエントリーのリンクを入れるHTML:

トラックバック

この記事へのトラックバックの一覧です: ”文学少女”シリーズ、本編最終章:

コメント

このブログの新着コメントをRSSリーダに登録する為のxml




←名前とメールアドレスは必須です。
URLも記入すれば、URLのみが公開されます。
メールアドレスのみですと、メールアドレスが公開されてしまいますので、御注意ください。

↓コメント本文では、「a href」「b」「i」「br/」「p」「strong」「em」「ul」「ol」「li」「blockquote」「pre」のタグが使えます。絵文字をクリックすると、本文にタグを挿入できます。