「ザ・ゴール」シリーズ最新刊、ザ・チョイス
エリヤフ・ゴールドラット博士の著作
「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」
「ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス」
「チェンジ・ザ・ルール!なぜ、出るはずの利益がでないのか」
「クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?」
「ゴールドラット博士のコストに縛られるな! 利益を最大化するTOC意思決定プロセス 」
を読破し、姉妹書の
「ザ・キャッシュマシーン」
も読んだ。
他にもTOC(制約条件理論)の本は、かなり読んだが
ストーリー仕立てになっている本は
全体的に何かしらの衝撃を受けたことばかり
記憶に残っている。
ボトルネック
ドラム・バッファ・ロープ
思考プロセス
クリティカル・チェーン
など、いろいろ考えさせられるテーマが多い制約条件理論だが
特に難しいのが思考プロセスだ。
デイル・ドーデンの「仕事は楽しいかね?会社の宝になる方法」で
マックスが孫娘とのやりとりしながら講義したように
この本では、思考プロセスを使うにあたっての「心構え」
というか「哲学」チックな?考え方を
エリヤフ・ゴールドラット博士が自分の娘に伝えていく展開になっている。
娘から見た主文に交えて
6つのゴールドラット・レポートがちりばめられ
レポートを読んで娘が考えた論理展開が語られている。
前半部分は、ザ・ゴール・シリーズを読破していれば
ある程度、ゴールドラット博士の言い分を先読みできると思う。
今回、かげさんが注目したのは
「コンフォートゾーン」だ。
文中で、コンフォートゾーンについては以下のように定義されている。
人が、原因と結果に関して十分な知識を有している領域、 また、ある行動に対してどのような結果がよそくされるのか 十分な知識を有している領域
この考え方に関する記述には
いろいろと思い当たる節があり、大いに納得できる話だった。
思考プロセスの論理展開や着眼点の意味でも
この本は読む価値が高いと思う。
この本もきっと、何度も読み直すことになるんだろうな。
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