ドラマCD〝文学少女〟と飢え渇く幽霊
原作小説第2巻「“文学少女”と飢え渇く幽霊」のドラマCD。
今回は4時間半近い。
「嵐が丘」をモチーフとした
雨宮 蛍、九條 夏夜乃、黒崎 保の
過去から繋がる一連の愛憎劇なので
後篇のディスク1あたりは息苦しいほど
非常に重い話となっている。
「死にたがりの道化」で登場したポストがまたまた登場。
そこに入れられる謎の手紙。
そしてシナリオギミックとなっている数字の暗号。
(この関係もあって、後半は原作小説を見ながら聴いていた)
遠子の居候先の息子である流人が満を持して登場。
その流人は、麻貴の作り出す物語の例外分子。
崩れていく物語を読み解くのは、文学少女-天野遠子。
遠子の想像が暴き出す真実、それは残酷なものだった・・・
いろいろ原作からカットされた文章、組み替えた文章もあるものの
基本的に原作の文章がそのまま使われ
豪華な声優陣の感情のこもった声が当てられているので
物語にグイグイ引き込まれていきます。
今のところ、文学少女のドラマCDは、この話までなのですが
愚者、天使、巡礼者、水妖、作家と原作本編が全部ドラマCDにならないかな?
と思いました。
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