KINECTセンサーを使ってみる
Xbox 360 Kinect センサーをamazonで買う
かげさんはXBOX360を持っているわけではないのだが
Kinect センサーを購入した。
簡単に言うと、「赤外線による人体センサー」だ。
利用目的は2つ。
1つ目、MikuMikuDanceでモーションを作りやすくする。
2つ目、Kinectを使えるように部屋を広くする。
(1.8メートルはセンサーから離れないとダメなのだ)
本来なら1つ目の目的が最重要なのだが
なかなか部屋が片付かないので
部屋が広くなったときのご褒美にするのが目的だ。
現在、帰省しているので部屋が広いから
実際に使ってみることができる。
ちなみにMikuMikuDanceで使うことが目的の場合
USBケーブルが付いているので「XBOX360とセットではない」
Kinectセンサー単品で購入するのがポイントだ。
2010/4/29追記
2010年末の情報によると
PCとKinectを接続する為のケーブルは、日本国内での入手が難しいらしい
amazonでは中古でも1万円オーバーなのだが
BOOKOFFで新品で1万円未満のものを見つけたので
正規購入価格より5,000円ほど安価で購入した。
ドライバなどのインストール手順は
PさんのためのMikuMikuDanceモーション作成教室
を参考にした。
インストール順序が関係するらしいので、参考にしたのだが
今日現在では、上記の本の通りではインストールが失敗する。
手順が多いけど、一応、かげさんがうまくいった手順を書いてみる。
なお、かげさんの環境はWinXP 32ビット版である。
まずは、インストールするものをダウンロード。
・OpenNiのホームページ「http://www.openni.org/」を開く
このページの上にあるメニューの「Downloads」を選択
・「OpenNI Binaries」を選んで「Latest Unstable」を選択
※上記の本では「Stable」を選択することになっているが、
「Stable」でダウンロードできるOpenNIは、バージョンが0.38。
後でインストールする
SensorKinect-Win-OpenSource32-5.0.1.msiは
バージョン0.39以上じゃないとインストールできないので注意。
・OpenNI Unstable Build for Windows x86 (32-bit)
v1.1.0.41 Development Edition をDownLoad。
(まだインストールしないので保存を選択すること)
※たぶん、右上のHOTとNEWがついているのを選ぶので良いと思う。
64ビット版OSを使っている場合は、下の方にあるのを選ぶ。
※Dev版じゃなくても良い気がするが、
上記の本ではソース付をダウンロードしているっぽかったので
Dev版を選んだ。
・DownLoadsの最初のページに戻って
「OpenNI Compliant Middleware Binaries」を選んで「Stable」を選択。
・PrimeSense NITE Stable Build for Windows x86 (32-bit)
v1.3.1.3 Development Edition をダウンロード。
※64ビットOSの場合は、以下略
※ちなみに上記の本では、EXEファイルをダウンロードすることになっているが
ダウンロードするのはMSIファイルに変わっている。
・1つ前のページに戻って、「Latest Unstable」の上の方にある
~ free: コードらしきもの
のコードらしきものをメモ帳などに張っておく。
(インストール途中で入力する必要があるので)
・Kinect Sensorを「https://github.com/avin2/SensorKinect/tree/master」からダウンロード。
PrimeSensor Modules for OpenNI の右の方に
ダウンロードボタンがあります。
・Download.zipを選択します。
ここからソフトウェアのインストール
・PrimeSensor Modules for OpenNI のzipファイルを展開する。
・Kinectの電源を入れる。(USBはまだ挿さない)
(ケーブルの二股に分かれる部分にある緑のランプがついたらOK)
・USBを接続。
・インストーラが起動するけど、ここはキャンセル。
(正規のインストーラじゃないので)
・デバイスマネージャを起動。
・デバイスマネージャで「Xbox NUI Moter」を右クリックし
「ドライバの更新」を選択。
・更新ウィザードが起動するので
「一覧または特定の場所からインストールする」を選択。
※Microsoftにつなぐかというのが出た場合
今回はつながないというのを選ぶ。
・次の場所を含めるにチェックを入れ、
参照ボタンで先ほど展開したフォルダを選択して「次へ」
例)F:\MikuMikuDance\KINECT\avin2-SensorKinect-8f199ca\avin2-SensorKinect-8f199ca\Platform\Win32\Driver
インストールが終わると次のデバイスが見つかるので
同様の手順で「Kinect Camera」、「Kinect Audio」もインストールする。
※上記の書籍ではAudioはインストールできないっぽいことが書かれているが
ドライバフォルダを指定したら問題なくインストールされた。
※怪しいドライバと判断されても、続行する。
・OpenNI-Win32-1.1.0.41-Dev.msiを起動する。
基本的にデフォルトの設定で良いと思うが
Linux系のバージョンもあるので空白を含むフォルダは
なんとなく嫌だったのでフォルダは変更した。
(問題ないのかもしれないけど)
・SensorKinect-Win-OpenSource32-5.0.1.msiを起動する。
例)F:\MikuMikuDance\KINECT\avin2-SensorKinect-8f199ca\avin2-SensorKinect-8f199ca\Bin\SensorKinect-Win-OpenSource32-5.0.1.msi
これもデフォルト設定で良いと思うけど
インストール先のパスだけ変更した。
※OpenNIのStableをダウンロードしていた場合、ここで失敗する。
・NITE-Win32-1.3.1.3-Dev.msiを起動する。
これもデフォルト設定で良いと思うけど
インストール先のパスだけ変更した。
途中でライセンスキーを入力するところは
先にメモ帳などにコピーしておいたものを貼り付ける。
・http://www.geocities.jp/higuchuu4/index.htm
の1.4 DxOpenNI.dllからDxOpenNI.dllなどをダウンロード。
DxOpenNI.dllとsamplesConfig.xmlを
MikuMikuDanceのDataフォルダにコピーする。
これでMikuMikuDanceのモーションキャプチャメニューの
Kinectが使えるようになります。
赤い人が出てくるまでしばらくかかりものの
問題なく動いた。
あと、モデルと連動するポーズの認識も
ちょっと時間がかかるかも。
(足は軽く開いて、両手を型くらいまで上げ、肘を上に向けるポーズ)
MikuMikuDanceのモデルが連動して動くのは
やってて楽しいです。
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コメント
このブログの新着コメントをRSSリーダに登録する為のxml初期のMMDって、Win7のXP互換パッチ当ててなかったから2000SP4モードでないと起動できなかったのですよ
ところが今じゃ配布前にWIn7でXP互換パッチ当ててから配布してるのではないかと思ったり・・・?
投稿者: 猫山P (2011/04/30 14:47:20)
To:猫山Pさん
今回Kinectをつないだのは
WinXP SP3のデスクトップPCです。
Win7ノートは、最近起動していなかったりします[汗]
なんか、Win7の方は、いろいろ設定が面倒そうで
ちょっと封印気味。[-_-]
投稿者: かげさん (2011/05/03 22:02:59)