JenkinsからのCppcheck
Traclightningに含まれているJenkinsで
CppCheckを実行できるようにしました。
実は、Traclightningに含まれているJenkinsのバージョンが古かったので
新しいバージョンにしようとして最初につまづきました。
なぜか、自動アップデートして、アップデートが終わっても
バージョン番号が1.512のままで1.549にならず
ここで躓いてました。
そこで
Jenkinsは、もともとHudsonプロジェクトからフォークされているので
JavaのWebアプリなので
JenkinsのWebサーバを止めて
手動アップデートすることにしました。
まずは、Jenkinsの「管理」で「アップデート対象ファイル」をダウンロードしました。
Windowsサービスから「TracLightning(Jenkins)」を止めて
Jenkinsを終了させた後、
C:\TracLight\jenkinsフォルダをバックアップ。
そして事前ダウンロードしていたファイルを
C:\TracLight\jenkinsフォルダに上書きコピー
止めたサービスの起動は
念のため、マシン自体を再起動して
自動起動のサービスとして起動させました。
すると、無事にバージョンが1.549になりました。
原因は何だったのだろう?
Jenkinsのログの見方とかも、そのうち確認しておいた方が良いかも?
続いて、躓いたのがCppcheckのプラグインである
「Jenkins Cppcheck Plug-in」をインストールした後です。
いろんなサイトを見てみたんですが
Cppcheckプラグインを入れるとこんなかんじになります
という画像情報がありました。
プラグインをインストールした後のJenkinsのトップ画面がコチラ
プラグインをインストールしても全然アイコンが表示されないじゃん!
と思っていました。
そう、実は、この赤枠のアイコンがトップページに出ると思い込んでいて
一人で勝手にハマってました。
最初の画像をよく見ると、上にある「パンくずリスト」が
トップ画面じゃないんです。
つまり、ビルドとしてCppcheck実行する設定をして保存してからじゃないと
出なかったのでした・・・orz
■ビルドジョブの作成手順
1.Jenkinsのトップページから「新規ジョブを作成」をクリック
2.ジョブ名を入力
(今回は、Cppcheck)
3.ラジオボタンでは、「フリースタイル・プロジェクトのビルド」を選択
4.OKボタンをクリック
5.設定画面では「ビルド手順の追加」-「Windowsバッチコマンドの実行」を選択
6.コマンドを入力
(今回は、"C:\Program Files (x86)\Cppcheck\cppcheck.exe" --enable=all --suppress=syntaxError --template vs --xml "F:\Visual Studio 2008\Projects\HatsuneMikuBoukenki" 2> CppcheckResult.xmlを設定)
7.「ビルド後の処理の追加」-「Publish Cppcheck Result」を選択
8.Cppcheck report XMLsに6で指定したXMLファイル名を設定
(今回は、CppcheckResult.xml)
9。適用または保存
これで赤枠のアイコンが表示されるようになります。
「ビルドを実行」を選択すると、
下の「ビルドの履歴」に進捗状況が表示されます。
ビルドが終わり終了時間?(開始時間かも)のリンクをクリックするか
先ほど表示されるようになった赤枠部分のアイコン
「Cppcheck Result」をクリックすることで
Cppcheckの結果をWeb画面で確認できます。
後は、SVNからの連携でこのビルドが実行されるようにすれば
素敵な展開になるはず。
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