開発ツールで使う共通クラスを作ってみた
今のところ、初音ミク冒険記の本体以外のツールは
セーブデータコンバーターを除き、C#で作っている。
これは単純にVC++よりも画面や文字列操作が簡単だからだ。
全角半角変換などの文字列操作はVB.NETの方がより簡単なので
C#からVB.NETの関数を使えるようにしていたりもする。
いくつかのツールを作ると
必然的に共通部分も出てくるわけで
共通ソースを作ることにした。
共通化しやすい部分は
マップクリエーターに含まれるベースマップクリエーターにあるので
そこで関数化していたものを
共通ソースに持っていく。
基本的に共通ソースと言っても
Windows Formである。
現状、C#で作るツールで画面が存在しないものは無いので
もともとWindows Formの中にソースを書いているから
共通のWindows Formを作って
全画面を共通Windows Formの子フォームとして継承してやる。
いわゆる「メソッドの引き上げ」と呼ばれるリファクタリングをするって作戦。
と言ってもC#2008のExpress Editionだとリファクタメニューから
メソッドの抽出はできても、メソッドの引き上げはできないんだよねぇ。
そして他のツールのソリューションファイルからも
共通Windows Formを参照できるようにするため
namespaceはリファクタメニューの名前の変更で
BoukenkiToolに変更してやる。
後は、共通で使えそうなプロパティやら定数定義をしておいたので
今後のツール開発は、スッキリしたソースでやれると思う。
もっとも、ツールで複雑なロジックになっているのは
マップクリエーターくらいなんだけどね。
にしても、改めて思うけど
C#で作った開発ツールで、VC++やluaのソースを自動生成するとか
マルチ言語なゲーム開発をすることになったもんだなぁ
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