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2014.12.29

「初音ミク冒険記 デバッグファイル設定」ツール 2014/12/29版公開

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「初音ミク冒険記 デバッグファイル設定」ツールの
2014/12/29版を公開します。

Debugsetting

このツールは、初音ミク冒険記で使う
デバッグファイルを設定する編集ツールです。

このため、使うには以下のものが必要になります。

  • 初音ミク冒険記 実行モジュール
  • 初音ミク冒険記 デバッグファイル一式(最新バージョンのもの)
  • 初音ミク冒険記 デバッグファイル設定(このツール)
  • common.settingファイル

実行モジュールとデバッグファイル一式をダウンロードしていない人は、
コチラから事前にダウンロードしておいて下さい。

今回紹介のツールも上記のリンクからダウンロードできます。
ダウンロードサイトのHTMLがしょぼくて、かげさんも気になっているのですが
これもそのうち何とかしたいと思います。

さて、common.settingファイルですが、こちらは
初音ミク冒険記の開発ツールを使う準備」の
記事を参考に準備して下さい。

肝心の「デバッグファイル設定」ですが
ソースとツールを同時に配布しているので以下のようなフォルダ構成になっています。


ToolCom
BoukenkiDebugDataSetting
└BoukenkiDebugDataSetting
 ├bin
 │├Debug
 │└Release
 ├obj
 │ このフォルダの下にもフォルダがありますが使わないので省略
 └Properties

ToolComフォルダは、初音ミク冒険記の開発ツールが共通で参照するフォルダです。
具体的には、共通クラスが格納されています。
実行時には使っていません。

BoukenkiDebugDataSettingフォルダには、このツールの
ソリューションファイル等が格納されています。
なお、ソリューションファイルは、
Visual Studio 2008 Visual C#のものです。
2010や2012、2013でも使えると思います。

BoukenkiDebugDataSetting\BoukenkiDebugDataSettingフォルダには
「デバッグファイル設定」のC#のソースなどが格納されています。

実際のツール「BoukenkiDebugDataSetting.exe」があるのは
BoukenkiDebugDataSetting\BoukenkiDebugDataSetting\bin\Debugフォルダです。
このフォルダに前述のcommon.settingファイルをコピーします。

ツールの起動は「BoukenkiDebugDataSetting.exe」を
エクスプローラからダブルクリックするだけです。

起動しない場合、.NET Framework 3.5 SP1がインストールされていない可能性があります。
基本的にWindows 7以降には、標準でインストールされていたはずです。
Vistaもサービスパック2が適用されていれば、インストールされていたはずですが
起動しない場合、こちらからダウンロードして下さい。
http://www.microsoft.com/ja-jp/net/netfx35/download.aspx

起動すると以下の様な画面が表示されます。
Debugtool02

起動した段階で現在のDEBUG_DATA\DebugMain.datの内容を読み込み
画面に表示します。

画面上部の赤字でも書かれていますが。
設定可能な項目名が「赤字」になっている部分は、
次の初音ミク冒険記の起動時に有効になります。

勘の良い人は気づいたかもしれませんが
赤字以外のところは、初音ミク冒険記の起動中に値を変更して
起動中の初音ミク冒険記を再起動しなくても反映させられます。

初音ミク冒険記に反映されるタイミングは、
この画面で設定した情報がセーブされるタイミングです。

画面下部にある「セーブ」ボタンを押すと
この画面で設定した情報がセーブされ
起動中の初音ミク冒険記に即時反映し、初音ミク冒険記をアクティブにします。
初音ミク冒険記がアクティブになるので
すぐに初音ミク冒険記が操作可能な状態になります。

なお、チェックボックス系のデバッグ情報は、
セーブボタンを押さなくても即時反映させることができます。
そのためには、画面下部にある
「値変更時、自動セーブ(数値の変更や複数項目変更は、セーブボタンで行う)」
というチェックボックスにチェックを付けておく必要があります。

ただ、デバッグオプションを増やした時に
かげさんの作業が、ぬかっていると
自動セーブするロジックを書き忘れていることがあるので
「セーブ」ボタンの方が確実です。

セーブするときには、確認メッセージが表示されますが
この確認が面倒な場合は、「セーブ時に確認メッセージを表示しない」
というチェックボックスにチェックを付けておけば
確認メッセージが表示されなくなります。

画面下部の2つのチェックボックスの状態は、
「セーブ」ボタン押下時に保存されるため
次回起動時にも同じチェック状態が復元されます。

画面には4つのタブがありますが
主に使うのは、「詳細設定」と「ゲーム内情報表示」です。

ほとんどの設定は、セーブすれば即時反映されるので
動かしてみると、どんな設定なのか、すぐにわかると思います。
わからない部分はコメントいただければ、回答しますので遠慮なくどうぞ。

「ゲーム内情報表示」タブですが
Debugtool03

チェックを付けた情報が初音ミク冒険記で出力されるようになります。
ほとんどが同じ所に表示しようとするので重なって見づらいかもしれません。
その場合、1つだけチェック状態にするか
チェックを付けたところの構造体表示方法を変更すると見やすいかもしれません。

ちなみに1行しか表示されないなど、まだ作っていない所も結構あります。

また、表示バリエーションは、必要に応じて作ろうと思っているので
現在、バリエーションと呼べる動作は確認できません・・・
(とりあえずインタフェースだけ作ってあれば、必要になった時に改良しやすいので)

「現在のDebugMain.dat」は、
Debugtool04

その名の通り、デバッグファイルである
DEBUG_DATA\DebugMain.datの内容を表示するタブで
参照専用なので変更できません。

なお、「デバッグオプション追加」は、
Debugtool05

初音ミク冒険記のソースを自動的に編集する機能なので
かげさん以外だと初音ミク冒険記のソースを改造して
新たなゲームを作る人くらいしか使うことはないと思います。

試しに使ってみたい人は、
初音ミク冒険記のソースを別のフォルダにバックアップしてから
実行して、DFなどでフォルダの比較で変更された箇所を確認すると良いでしょう。

ということで開発ツールの公開第1弾
「初音ミク冒険記 デバッグファイル設定」の説明でした。


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