Effekseerの導入に当たって調べた長い道のり?1
最初に1つことわっておきます。
この記事は、かげさんの環境的な都合もあって時間がかかったという話で
この記事を見る人は、もっと簡単に済むかもしれません。
なお、Visual Studio 2012以降をインストール済みの人は
「Effekseerの導入に当たって調べた長い道のり?3」へどうぞ。
記事の投稿順としては、
1つ前の記事である「Effekseerを使うにあたっての疑問」よりも
この記事を先に書くべきだったのだが
あの記事はかげさんがEffekseerの開発者さんに教えて欲しかったので
書いたのだったりする。
Effekseerの開発者さんとのやりとりはTwitterを中心にしてました。
さすがに文章量が多すぎてやりとりしづらかったんですよねぇ。
さて、そろそろ、
1つ前の記事「Effekseerを使うにあたっての疑問」を書くまでにしたことや
調査したことをまとめようと思う。
なお、この情報は、2015年06月14日の週の情報です。
この記事を読む段階によっては、情報が古くなっているかもしれません。
ちょっと「エフェクトツールBISHAMON、Effekseer、Prominenceのこととか、いろいろまとめたかったけど、実際は、まとまりきっていないZE☆」
の記事と重複するところもあるかもしれないけど、
そこも含めてご容赦を。
すごく前置きがながくなったけど、ここから本題です!
まず、このように動かすためにした環境について書いてみる。
OS:Windows8
開発環境:Visual Studio 2012 Express
DXライブラリ:3.14c(2015/06/20現在は3.14d以降が良いです)
Effekseerの開発者さんに教えていただいたサンプル
というツイートがあったので
サンプルソースは、ここを参考にしました。
https://github.com/effekseer/EffekseerForDXLib/blob/master/Dev/Sample2D/main.cpp
が、サンプルソースだけ見ても環境が・・・
と思っていたらすぐにこのツイートが流れてきました。
ここのリンクが、かげさんが検証した時のサンプルの場所になります。
https://t.co/MZOLDCQOnv
2015/06/21修正
上の取り消し線のところでは、
かげさんが検証した時のサンプルの場所をリンクしてましたが
現在は削除されて下記のURLになっているとのことです。
https://t.co/Qf2fS6w93h
書きやすさの都合で先にサンプルの場所を書いたけど
ちょっと戻って、OSをWindows 8にした理由とか
Visual Studioを2012にした理由も書いてみようと思う。
現在の初音ミク冒険記のメイン開発環境は、以下の通り。
OS:Windows7
開発環境:Visual Studio 2008 Express
DXライブラリ:3.13d
前述の動かすためにした環境とは、全部一致してません。
まず、Windows 8にした理由なんですが、
これは、かげさんの開発環境をVisual Studioを2012にする必要があったためです。
いかん、この書き方だとVisual Studio 2012を使うためには
Windows 8が必要に思うかもしれないと混乱させちゃいますね。
以下は、マイクロソフトの公式サイトの情報です。
開発ツール対応 OS 一覧
http://www.microsoft.com/ja-jp/dev/support/tools.aspx
リンク先を見てもらうと分かりますが
Visual Studio 2012を使う場合、OSはWindows 7以上である必要があります。
ということで、実はVisual Studioを2008→2012にするのに
OSを7→8に変える必要は、ありません。
じゃあ、なんでOSを変えたかというと、
Visual Studioをバージョンアップして
既にあるソリューションファイルを開くと
Visual Studioは、
ソリューションファイル(.sln)とか
プロジェクトファイル(.vcproj)のバージョンを上げようとするのです。
2015/07/20追記
上記の説明は、一部間違っています。
正しい情報は以下のリンクを参照して下さい。
Visual Studio Version Selectorの話
バージョンを上げなくても何とかすることもできるんですが
たしか、バージョンを上げないと、ソリューションファイルを開くたびに
アップデートするかというのを確認されたはず。
そう、何回も開いていると
勢い余ってアップデートしてしまう危険性があるのです。
まずはEffekseerをうまく導入できるのかを検証したいので
そこで間違ってバージョンが上がってしてしまうと
古いVisual Studioではそのソリューションファイルを開けなくなります。
これは避けたいところです。
(厳密には開く方法はあるんだけど、それはまた別の記事にします)
2015/06/23追記
Visual Studioのバージョン間の違いについて(2008 → 2012)
また、経験上、Visual Studioのバージョンを上げた時には
ソリューションファイルやプロジェクトファイルのアップグレードで
何らかの不具合が起きることがあるのを知っているので
そこでハマってしまう可能性も考えると、
メイン開発環境を「直接バージョンアップするのは避けたい」
という意識が最初に働きました。
ちなみにVisual Studioは、
1つのOSに複数バージョンインストールすることもできます。
が、当然、後から入れたバージョンの方に拡張子が関連付けされるので
古いバージョン側を開きたくて新しいバージョンを開いちゃった
とか、よくやりそうな気がします。
ということで、まずはメイン開発環境以外で試してみよう!
という気になりました。
Visual Studio 2012をインストールできるのは
Windows 7以降なので、それを考慮すると
インストール先の候補は3つありました。
1.ノートパソコンのWindows 8.1
2.メイン開発環境とデュアルブートできるWindows 8
3.メイン開発環境のVMWare上のWindows 8環境
実は、後から4つ目の選択肢として
VMWareでWindows 10 Insider Preview 上でってのも思いついたのですが
既にサンプルを動かせるようになってからだったので不採用に
かげさんはWindows 8が出た直後に激安だった時に
Windows 8 Proを3つ購入してたので上のような選択肢がありました。
最初の1つは、マシン購入時がWIndows8発売直前で1,200円
残り2つはそれぞれ3,300円でゲットしてました。
1は、まず最初に対象外としました。
実は以前、Visual Studio 2010を入れていて遅かったので・・・
最初は2ではなく3にしようとしてました。
2だと環境を切り替えるためにマシンの再起動が必要だからです。
VMWareというのは仮想環境を動かすソフトです。
仮想環境って何だ? って人向けに簡単に説明すると
現在起動しているOSを起動したまま、
別のマシンとしてOSを動かすようにするって感じです。
つまり最初にやろうとしたのは
Windows 7でVMWareを起動して、
VMWareで作った仮想マシンにインストールしたWindows8を動かそう
ということです。
Windows 7を起動しながらWindows 8の環境も動かそうぜってこと。
こうすればWindows 7の環境は崩さずに
Windows 8を動かせるのでWindows 8を再起動している最中は
Windows 7で作業を進められます。
この方法の難点は、ディスク容量とメモリです。
ディスク容量は、なんとかなるけどメモリは・・・という人も多いと思いますが
かげさんのマシンは、購入時のキャンペーンでメモリ倍増が無料だった関係で
メモリを32GB積んでいるから仮想マシンに
メモリを4GBとか8GBとか割り当てても問題ないのです。
が、ここで罠が待っていました。
たぶん、原因は、先日グラボをGTX-980に載せ替える時にした
BIOS SWITCHの変更だと思うのですが
これまで何度も起動していたVMWare上のWindows8が起動しないだと!?
Windowsは、マザーボードが変わると
別のマシンに既にインストール済みの
Windowsを載せようとしたと判断します。
起動してくれないことにはOSの認証(アクティベーション)も動かねぇ・・・
しかも、なんか作業中だったのか、
その仮想マシンは電源が入った状態で中断していて・・・
むむむ・・・となりました。
軽く調べたけど理由がわからないので、それは捨てて2の案を採用します。
が、ここでもWindows 8を起動したら問題が発生!
ハードコピーとか撮っていなかったので関連する情報のリンクを張ります。
Windows8 電話によるライセンス認証方法とライセンス移行の注意点
元々XP, Vista, 7まではインストールしても30日間はお試し期間として
勝手に認証されることはなく、ライセンス認証をする際もタスクバーに
「認証してください」の吹き出しが出たり、
ライセンス認証ウィンドウが出て認証するボタンをプッシュする必要がありましたが
Windows8はセットアップ後、インターネットに繋げると勝手にライセンス認証されます。
先に書いたように、かげさんはWindows 8を正規に購入しています。
なので、当然、以前は正規にライセンス認証が通っていました。
が、今回起動したらグラボ交換でBIOSを切り替えた影響で
別のマザーボードとして認識されてライセンス認証が通らないのです・・・
グラボ交換やBIOS切り替えのことは以下の記事に書いてます。
(こうやって書き出すと、スゲー量だな。
これも別途記事にしたほうが良かったかも・・・)
グラボを交換したんだががが・・・
グラボの件は、購入したところに問い合わせてみた
よくよく考えたら、そうだよね~
うん、ドライバインストールしたら元に戻った
MSIサポートから連絡が来たが・・・
今日、仕事はお休みです
グラボ関連でBIOSアップデートはギブアップした
そして、グラボには異常がなかった
コメントから始まる一筋の光明、BIOSアップデートができた!
無事にMSI GTX-980 GAMING 4Gが動いた!
BIOSスイッチを切り替えた影響だねぇ
つーことで、正規品なのに起動できず、むむむ・・・となりました。
で、
「Windows8 電話によるライセンス認証方法とライセンス移行の注意点」
にあるようにしぶしぶマイクロソフトに電話しました。
ちなみにオペレーターに繋がるまでの
プッシュボタンの操作(7桁×9個分)が長くて大変でした・・・
何分かかったのだろう・・・
でオペレータさんにつながったので
WIndows 8のライセンス認証をしたい旨、
なんでこんなことになったのかを説明した上で
6桁×8個分の数字を入力してライセンス認証ができました。
グラボ交換のためにBIOS SWITCHを切り替えてたら
マザーボードのメーカーがサードウェーブ(ドスパラの会社)から
本来のマザーボードのメーカーであるMSIにかわったことで
別のマザーボードと認識されたという話をしたら
あっさり納得してくれました。
きっと他にも事例があったのでしょう。
別のマシンにインストールしたわけじゃないので
ダメだと言われても困るんですがね・・・
次はVisual Studio 2012の入手なんですが
ここまでだけでも長くなったので、次の記事にします。
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