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2015.09.20

ADX2 LEのサンプルを組み込んでみた

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ミドルウェア導入の第3弾として
サウンドミドルウェアのADX2 LEを導入する。

といっても、SpriteStudioの時と同様に
とりあえず初音ミク冒険記本体で
サンプルが動くところまでを実装するッて感じです。

SpriteStudioもADX2 LEも本格的に使えるようになるには
時間がかかると思っています。

Effekseerのように便利関数を作るところまで持っていくには
まだまだ勉強不足ですしね。

ADX2 LEの用途としては
ミクたちのセリフの音声ファイルの制御で使おうと思っています。

いつになったら、アクションボイスとかダメージボイスだけじゃなく
シナリオボイスが付くようになるのか分からないですが、
仕組みの取っ掛かりだけは作っておこうってことで。

初音ミク冒険記では
既にいろいろとサウンド関連の処理は実装しているので
今からLuaも含めて全部を置き換えるってのも大変なので
一応、用途はセリフとか
これから実装する部分に絞ろうかなぁと思っています。

導入しようと思ったのもセリフの音声ファイルの圧縮が目的なんで。

さて、導入にあたり、参考にするのは、今回も以下のページです。
「DXライブラリでADX2LE,Live2D Cubism,OPTPiX SpriteStudioを併用してみる」
http://qiita.com/nicolai_twi/items/c3fdc6115abe184f9f6e

まずは、ダウンロードページからWindows版をダウンロード。
http://www.adx2le.com/download/index.html

zipがダウンロードできたらできたら解凍して、
中身のcriフォルダを適当な場所に保存する。
(今回は初音ミク冒険記のプロジェクトがあるフォルダにcriフォルダを保存した)

その後、「cri/pc/libs/x86/cri_ware_pcx86_LE.dll」をプロジェクト直下にコピーする。

次はVisual Studio側でプロジェクトの設定をする。
メニュー「プロジェクト」-「HatsuneMikuBoukenki(導入したいソリューション名)のプロパティ」を選択。
「構成プロパティ」→「C/C++」→「全般」→「追加のインクルード ディレクトリ」の最後に以下を追加
;.\cri\pc\include

「構成プロパティ」→「リンカー」→「全般」→「追加のライブラリディレクトリ」の最後に以下を追加
;.\cri\pc\libs\x86

「構成プロパティ」→「リンカー」→「入力」→「追加の依存ファイル」の最後に以下を追加
;cri_ware_pcx86_LE_import.lib

「適用」を押して「OK」をクリック。

取り込むソースだが、ADX2LE関連のものだと分かりやすいので
DXライブラリでADX2LE,Live2D Cubism,OPTPiX SpriteStudioを併用してみる」にあるソースをベースに作る。

ただし、その場合、
cri\pc\samples\criatom\programs\Basic\Basic.cppにあるような
キューを使う部分の関数がいくつか省かれているため、
キューの制御が必要になりそうな場合、
cri\pc\samples\criatom\programs\Basic\Basic.cppを参考に
キューの対応をした方が良さそうな気がしてます。

DXライブラリでADX2LE,Live2D Cubism,OPTPiX SpriteStudioを併用してみる」
の実装でサンプルのBGMは鳴らせるようになりました。

ただ、これもSpriteStudioと同様、
実際に初音ミク冒険記内で使うファイルを準備しないと
初音ミク冒険記内で利用するための便利関数を作るところまで
手が回らない感じがしている。

SpriteStudioの方は、少し触ってみて、
何となく最初の段階としては
雰囲気はつかめたような気がしているので良いのだが
ADX2 LEを使うための前段階「CRI Atom Craft」の方は、
全然触っていないです。

一応、下記の本は購入済みなので、これから覚えていく感じですね。

CD付 CRI ADX2で作るゲームサウンド制作ガイド[CRI ADX2公式ガイド] (Smart Game Developer)


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