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2019.09.23

Live2D Cubism 4 SDKにあるサンプルを動かす

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やりたいことは
Live2D Cubism 4 SDK for NativeをDXライブラリの3.21で使えるか
なんですが、
まずはLive2D Cubism 4 SDKにあるサンプルを
動かしてみることにします。

Live2D Cubism 4 SDK for Nativeのダウンロード

以下のURLにある2つの使用許諾契約書を読んで
Live2D Cubism 4 SDK for Nativeのダウンロードします。
https://www.live2d.com/download/cubism-sdk/download-native/

ダウンロードしたら展開します。

まずLive2D Cubism 4 SDK for Nativeを動かそう

CubismSdkForNative-4-beta.1のzipを展開したところにある
Samplesフォルダを見てみる。

Cocos2d-x、D3D9、D3D11、OpenGL、resというフォルダがあった。

どうせならDirect3D 9よりDirect3D 11で
動かしたいのでD3D11フォルダに入る。
DemoとthirdPartyフォルダがあるのでDemoへ。

proj.d3d11.cmakeというフォルダがあるんで中へ
namake_西暦4桁_xnn.batが6ファイル
proj_西暦4桁_xnn.batが6ファイルあるけど、
VisualStudioのソリューションファイルがない…

西暦4桁は、Visual Studioのバージョン、
xnnは、x86(32bit)で動かすかx64(64bit)で動かすか。

nmakeは、実行ファイル作る方だろうから
projから始まるのがプロジェクトファイルや
ソリューションファイルを作るやつかな?

ということで、proj_2017_x86.batを実行。

あれ、Visual C++ Compiler 2017 not found.って出る…

Visual Studio 2017はインストールしてて使えるのに…

そういや、最近、Visual Studio 2017を起動した時に
更新通知が来て更新かけてから、
Visual Studio 2017のソリューションファイルを
ダブルクリックで開けなくなってたな…
Visual Studio 2017を起動してからだと開けるんだけど

その時も調べたんだけど、ソリューションファイルの拡張子を
直接Visual Studio 2017に関連付けるという
やりたくないやりかたしかなくて
解決してないまま放置してたんだった…(-_-;)

うちのマシンVisual Studioが
2008、2010、2012、2013、2015、2017が混在してるんで
ソリューションファイルダブルクリック時に
該当するバージョンのVisual Studioを自動的に開く
VisualStudioVersionSelecterというのに関連付けてて欲しいのよね。

で、バッチファイルの中身を調べると
Visual C++ Compiler 2017を探すVisual Studioのコマンドを使ってるから
なんかうちの2017環境がおかしいと判断。

改めて調べてみたものの、時間がかかりそうなのと
とりあえず動かしてみるのが目的なんで
Visual C++ Compiler 2015でやってみようと思いついた。
この結論にたどり着くまでに時間がかかった
(なお、この記事を書くため、もう一度やってみたら、
 2017関連でおかしかったのが全部問題なく動いた…訳が分からんw

proj_2015_x86.batを実行。

そしたら、CMakeでエラーが…

CMakeの導入

実は、かげさんのマシン、CMake自体は、
EffekseerForDXLibをビルドできるようにしてEffekseerのネットワーク機能を使う
の時にインストール済みです。

だから、proj.d3d11.cmakeというフォルダ名やReadme.mdを見ても
インストール済みだからいいや、と思っていた。

しかし、出たエラーはコチラ

Cmake 3.10 or higher is required. You are running version 3.6.2

あら? CMakeのバージョンが3.10以上じゃないとダメなのね…

ということで
https://cmake.org/download/
からバイナリ「cmake-3.15.3-win32-x86.msi」を
ダウンロードした。

CMake3.4以前のはアンインストールしてと書いてある。
最初に導入してたのは3.4.0rc3だけど、その後、3.6.2にしてるから
アンインストールしなくて良いみたい。

インストーラに従ってそのままインストール。

環境変数のPathの追加について3択で聞かれるページではAll Usersにしました。
気を取り直して、再度バッチファイルを実行。

Link: fatal error LNK1181: 入力ファイル 'DirectXTK.lib' を開けません。

というライブラリリンクエラーが出た。

DirectX Tool Kitの導入

DirectX Tool Kit(DirectXTK)とは
難しいと言われるDirectXを使いやすくするためのライブラリ。

普段はDXライブラリを使ってるから、
なんか聞いたことあるなって程度。

CMakeの例もあるし、仮に入れたことがあっても最新版を持ってくるほうが安全か。
所定のフォルダに展開しないといけないし。

https://github.com/microsoft/DirectXTK/releases
から最新のSource code(zip)をダウンロード

展開するとDirectXTK-masterができるので
ソリューションファイル(.sln)があるフォルダの中身全部を
CubismSdkForNative-4-beta.1を展開した下記のフォルダの中にコピー。
CubismSdkForNative-4-beta.1\Samples\D3D11\thirdParty\DirectXTK
(Live2D Cubism 4 SDKにあるサンプルは、このフォルダをリンク時に参照するんで)

コピーしたものはソースファイルだけでライブラリは自分でビルドしないとイケない。
CubismSdkForNative-4-beta.1\Samples\D3D11\thirdParty
にあるmakeXTK_2015.bat(2015のところはVisualStudioのバージョン)を実行。

Live2D Cubism 4 SDKのサンプル実行

これでライブラリリンクエラーがなくなり、サンプルが実行できます。

サンプルが実行できるとこんな画面が出ます。
そのまま放っておいたり、画面をクリックすると
キャラクターのモーションが確認できます。

Live2d-cubism-4-sdk
さて次は、このサンプルのキャラクターを同じように
DXライブラリで動かせるかです。

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