【ココログ】上級テンプレートを古くから使っているからこそ起きる罠について
■上級テンプレートの変換タイミングによる罠
ココログで通常のテンプレートからHTMLやCSSが操作できるようにするのが
上級テンプレートへの変換です。
その変換したタイミングによっては、変換後からあったココログのメンテナンス内容が反映されないことが分かりました。
かげさんは、2005年からココログを継続してます。
上級テンプレートに変換したのも 2005年。
2005年にかげさんが上級テンプレートに変換した時点では
HTML に head部 がありました。
しかし、今は上級テンプレートに変換すると
HTML の head部がありません。
正確に言うと head部は、カスタマイズできないようになっているんです。
■head部がブラックボックスになっている
ココログのプロプランでは、最大で10個のブログが作れます。
試しにテスト用のブログを作ってみました。
そのブログをブラウザ表示し、ソースを表示すると
かなりの量の HTML の head部があります。
これを上級テンプレートに変換したところ
テンプレートの内容はこうなりました。
HTML の head部がなく、body部の前にあるのは、たったの1行。
その1行がHTMLに変換された際、head部に変換されるのです。
この変換する部分は、現在ブラックボックスになっていて
ユーザーは head部の変更ができないのです。
■具体的にどんなことがあるか
かげさんのように2005年という相当前に
上級テンプレートに変換していると
テンプレート変換後から、HTML の head部に変更が入る類のココログメンテナンスの内容が反映されないのです。
先日、Google Search Console 導入時に、Googleがサイトオーナーかを確認する metaタグを入れる必要がありました。
今のココログでは、そのmetaタグの一部を設定すると、HTMLの head部にmetaタグが挿入されるようになってます。
しかし、かげさんの場合、ココログの設定でmetaタグの一部を入力しても、そのmetaタグが挿入されませんでした。
設定前後のHTMLを比較しても、何も変化がありませんでした。
ココログ側でが用意したサイトオサイトオーナーを示す meta タグを入力する場所があっても
かげさんが使っている上級テンプレートに その meta タグを受け取る口がないので
入力しても反映されなかったのです。
先日のスマホ版の改行位置を調整する記事を書く時に
スマホ版の HTML の内容を確認しました。
そこにはココログで入力した meta タグがキチンと入っていました。
ココログが、ブラックボックス化する前に上級テンプレートに変換していた場合、こういったことが起きるのです。
長く継続している人が、追加された機能の恩恵に預かれないのは、ツライです。
■まとめ
このようにHTMLやCSSが操作できる上級テンプレートを使っていて
HTMLのhead部を操作できないというのは、使いづらいです。
かげさんのように、ブラックボックスになる前に変換していた場合、
変更はできるんですが、メンテナンス内容が反映されないというのは、
片手落ちな感じでイヤですねぇ…
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