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2022.05.04

Raspberry Pi Pico の初期設定(その2)

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どうも、かげさんです(^^)/
あなたがこの記事を読んでいるのは何回目でしょうか?
初めての方、いらっしゃい!
複数回目の方、再訪問ありがとです(・∀・)

Raspberry Pi Pico の初期設定(その1)」の続きで Thonny を起動した後の設定から Lチカまで書いていきます。

Thonny 初回起動時の設定

Thonny は初回起動時に言語の選択画面が表示されます。

Language で「日本語(ALPHA)」を選択し、「 Let's Go 」ボタンをクリックします。

次に、開発言語を指定します。

Thonny を起動すると、どの Python を使っているかが画面下側のコンソール部分と右下に表示されます。

Thonny バージョン「 3.3.13 」の場合、インストールされると Python 3.7.9 が初期インストールされています。

2022/05/04現在、Python 3.10.x が出ているのでかなり古いバージョンです。

ですが、あくまでこの段階で表示されているのは Python のバージョンです。Raspberry Pi Pico で使う MicroPython ではありません。

MicroPython に切り替えるためには、右下の「 Pyton 3.7.9 」と表示されているところをクリックします。

メニューが表示されます。ここで「MicroPython (Raspberry Pi Pico)」を選択します。

これで MicroPython に切り替わりました。

とりあえず簡単なプログラムを動かしてみる

さて、普通なら最初のプログラムは、定番の「Hello Wolrd」なんですが、「Hello Wolrd」を表示するディスプレイが Raspberry Pi Pico にはありません。

なのでマイコン系の定番のプログラム「 L チカ」を作ります。

「 L チカ」は、「 LED をチカチカさせる」の略です。

Raspberry Pi Pico には緑の LED が最初からついているので、これを使います。

プログラムは、こんな感じです。


import machine
import utime

led_onboard = machine.Pin(25, machine.Pin.OUT)

while True:
led_onboard.value(1)
utime.sleep(1)
led_onboard.value(0)
utime.sleep(1)

これを Thonny の中央部分のソースコードエディタに入力します。

入力したソースコードを保存するため、メニュー「ファイル」-「Save as...」をクリックします。

どこに保存するか確認する画面が表示されます。

まず「This Computer」をクリックして PC に保存します。

名前を付けて保存の画面が表示されるので、フォルダやファイル名を指定して保存します。ここではファイル名は、「LedBlink.py」とします。

保存」ボタンをクリックします

もう一度メニュー「ファイル」-「Save as...」をクリックします。

どこに保存するか確認する画面が表示されるので、今度は「Raspberry Pi Pico」をクリックします。

Raspberry Pi Pico に保存する名前を入力する画面が表示されます。ここでは先ほどと同様に「LedBlink.py」と入力します。

OK 」ボタンをクリックします。

これで「 L チカ」プログラムの準備が整いました。

補足説明

先ほどのソースプログラムの保存でセーブのアイコンを使わず、メニュー「ファイル」-「Save as...」を使いました。

また、いきなり「Raspberry Pi Pico」をクリックしても問題ないのに、あえて一度「This Computer」をクリックして PC に保存しています。

これには理由があります。

なぜ一度「This Computer」に保存しているか?

それは今回のように行数の少ない一時的なプログラムなら問題ないのですが、少し複雑なプログラムを組んで翌日続きから作業するといった時に何らかの理由で「Raspberry Pi Pico」に保存したプログラムが消失してしまったときに、最初からプログラムを作り直す必要が出てくるからです。

それを避ける意味で、あえて一度「This Computer」に保存しています。

バックアップがないと不安なのは、システムエンジニアの「職業病」かもしれませんが(笑)

なぜセーブのアイコンを使わず、メニュー「ファイル」-「Save as...」を使うのか?

セーブのアイコンを使う場合、どこに保存するかの画面が表示されないため、「This Computer」に保存しているのか、「Raspberry Pi Pico」に保存しているのか分からなくなるからです。

一応、タイトルバーを見れば「Raspberry Pi Pico::」があるかどうかで分かるといえば分かるのですが、最初は気づかなかったので(;^_^A

なのであえて、どこに保存するか選択する画面が出るメニュー「ファイル」-「Save as...」を使って、意識的に切り替えを使い分けているのです。

プログラムの実行と停止

実行は、メニュー「実行」-「Run current script」か、緑のアイコンの「再生」ボタン
停止は、メニュー「実行」-「Stop/Restart backend」か、赤いアイコンの「STOP」ボタン

で行います。

実行するとLEDが1秒おきに点いたり消えたり、点滅を繰り返します。
プログラムを停止すると LED が点いている時に停止すれば LED が点いたまま、LED が消えている時に停止すれば LED が消えたままとなります。

趣味の問題かもしれませんが、LEDが消えている時に停止した方が良い気がします。(点いている時に止めても何も問題ないんですが)

うまく「 L チカ」が確認できたでしょうか?

次の記事「Raspberry Pi Pico の L チカのプログラムの解説」に続きます。

ここまではOKだ


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