ビジュアルプログラミング toio Do で micro:bit をコントローラとして toio を動かしてみる(その2:toio Do と toio コアキューブの接続。toio コアキューブのアップデートを含む)
どうも、かげさんです(^^)/
あなたがこの記事を読んでいるのは何回目でしょうか?
初めての方、いらっしゃい!
複数回目の方、再訪問ありがとです(・∀・)
前回の「ビジュアルプログラミング toio Do で micro:bit をコントローラとして toio を動かしてみる(その1:Scratch Linkのインストールまで)」で必要なソフト Scratch Link をインストールまで行いました。
続いて、キューブ型ロボット toio を起動してビジュアルプログラミング toio Do で toio を認識(接続)させていきます。
この記事では、「接続」にあたっての Bluetooth 関連の説明のほかに「 toio コアキューブのシステムアップデート方法」も紹介します。
toio を起動
toio コアキューブ底面にある「電源」ボタンを押して、キューブを起動します。
電源が入ると「ぴろりーん♪」と音が鳴ってキューブの「ランプ」が点灯します。
toio と Bluetooth 通信について
toio 起動の段階でキューブは、Bluetooth Low Energy (略してBLE。Bluetooth 4.0から導入された省電力通信です)の子機(ペリフェラル)として「アドバタイズ」という不特定多数を相手に送信するブロードキャスト通信を行います。(アドバタイズ中は青で点滅します。青なのは、Bluetoothの青だからですかねぇ)
アドバタイズは、子機(ペリフェラル)が「僕はここにいるよ!」とアピールしているイメージです。
子機があるなら、親機もあるはずですよね。
Bluetooth 通信では、親機のことを「セントラル」と呼びます。
toio 本体セットでは「toio コンソール」が親機(セントラル)です。
今回のようにパソコンでビジュアルプログラミング toio Do を使って toio と接続する場合、パソコンが親機(セントラル)になります。
ビジュアルプログラミング toio Do の起動
パソコンを親機として動かすために「ビジュアルプログラミング toio Do を起動」します。
起動は「コチラのリンク」からもできます。
しばらく待つと次の図のような画面になります。
toio ビジュアルプログラミングのサービスの名前が「toio Do」です。
非常にまぎらわしいと思うのですが、toio 関連のページでは、表記の揺れがあって単に「ビジュアルプログラミング」と書かれていたり、「Visual Programing」と英語表記になっていたり、「ビジュアルプログラミング(ベータ版)」となっていたり、「toio Do」と書かれていたりします。
どれも同じものですが、toio 関連の資料を読むときは「そういうものなんだ」と思って読んでください。
一応、このブログでは、「ビジュアルプログラミング toio Do」で統一しようと思っています。
ビジュアルプログラミングって toio Do だけじゃないですからね。ビジュアルプログラミングとしては Scratch 3.0 とかの方が有名ですし。
ちなみに名前が似ていますが、 Scratch 3.0 と Scratch Link は別物です。
「ビジュアルプログラミング toio Do で micro:bit をコントローラとして toio を動かしてみる(その1:Scratch Linkのインストールまで)」にも書きましたが、Scratch Link (スクラッチ リンク)は、Scratchチームが開発したScratch 3.0と連携して外部のデバイスの操作を可能にするソフトウェアです。
toio と toio Do の接続
赤枠の toio のアイコン(左側)をクリックします。(右側は 2つ目の toio 接続時に使います)
リストに「 toio Core Cube 」が出てきます。
Bluetooth 通信では、子機が親機とつながることを「ペアリング」といいます。
上図では、スクリーンショットを撮る前に一度ペアリングしていたので「ペア設定済み」という記載がありますが、初回は「 toio Core Cube 」とだけ表示されます。
リストから「 toio Core Cube 」を選択し、「ペア設定」ボタンをクリックします。
ペアリングされると「ぴろりろりーん♪」と音が鳴ります。
「エディターに行く」ボタンをクリックします。
先ほどの toio のアイコンの左上が未接続を示す「オレンジの!」から、接続を示す「緑のレ」に変わっています。
そして上図のように赤背景に白文字で「キューブのアップデートがあります」が表示される場合があります。
「キューブのアップデートがあります」と表示された場合
toio コアキューブと toio コンソールには、安定性向上や機能追加のためにシステムソフトウェアのアップデートが提供されています。
アップデートの方法は2つあります。
- スマートフォンを使ってアップデート
- toio カートリッジを使ってアップデート
基本的にスマートフォンから行うのが良いでしょう。
理由は、tioo カートリッジは、toio 専用タイトルに付属しているもので、それよりも新しいアップデートがスマートフォンで提供されていることがあるからです。
例えば、「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボの秘密~」の場合、製品付属の「めいれいカード」の読み込みエラーが起きやすかった問題が、スマートフォンを使って行うアップデートにより読み取りエラーが解消されるようになったりします。
このように専用カートリッジにもアップデートが入っている場合も、さらに改良するアップデートがスマートフォンからのアップデートで提供されることがあるのです。
toio 関連アップデートを行う場合「こちらのリンク」をクリックしてください。
下にスクロールします。
「スマートフォンを使ってアップデート」をクリック。
かげさんの場合、Android スマホなので「Google Playで手に入れよう」をクリック。
ちなみに Windows 環境で「Google Playで手に入れよう」をクリックしても、ちゃんと Android スマホにインストールできます。
かげさんの場合、ブラウザは Google Chrome なので既に Google にはログインした状態です。
Google にログインしていない場合は、ログインが必要になります。
ログインしたら「インストール」ボタンをクリック。
インストールするスマホの選択画面が表示されます。
インストールするスマホを選択したら「インストール」をクリック。
※ちなみにかげさんは、この時、間違って古いスマホを選んでしまい、一度やり直した…(;^_^A 良い子のみんなは、正しいスマホを選ぼうね。
「次へ」をクリック。
「はい」をクリック。
この画面が表示されたら、スマホを確認。
「はい、私です」を選択。
今回は「play.google.com を通じた購入とアプリのインストール」を選択し、「保存」ボタンをクリック。
購入と書いてありますが、スマホアプリ「 toio アップデート」は無料なので、どちらを選んでも構いません。
「OK」ボタンをクリック。
スマホでインストールされた「 toio アップデート」を起動。
「同意する」を選択。
toio コアキューブの「アップデート」を選択。
「位置情報」のアクセス権限の確認画面が出ます。
「次へ」を選択。
「アプリの使用時のみ」を選択。
もしかすると「付近のデバイス」のアクセス権限の確認画面も出るかもしれません。「付近のデバイス」のアクセス権限の確認があった場合、「許可」を選択してください。アプリの権限を確認したら「付近のデバイス」があったので、スクリーンショットを撮り忘れたかもしれない…(;^_^A
次の画面は、左右のどちらが出るかが問題。
左の画面「キューブが見つかりませんでした」が出た場合、「もう一度試す」を選択して、右側の「キューブを探しています…」となれば良いんだけど、何回やっても「キューブが見つかりませんでした」と出る場合が問題。
実は、かげさんは、これでハマりました…(´・ω・`)
もしかすると、toio コアキューブが、toio Do と接続しているからか? と思い、toio コアキューブの電源を切り、toio コアキューブの電源を入れ直したりても、キューブのランプは青点滅でアドバタイズし続けて、toio アップデートではセントラルであるスマホがキューブを探してくれない…
何度やってもダメな場合、Android スマホの「設定」から「アプリ」を選択する。
「toio update」を選択して、「強制停止」を行い、その後「開く」で「toio update」を起動して再度実行してみよう。
かげさんは、これでうまくいきました。
「キューブを探しています…」となった場合、toio コアキューブの電源を入れます。
ペアリングされると次の画面になります。
「アップデート」ボタンを選択。
右側の画面になったら、toio コアキューブの底面のランプが白で点滅しているので、押します。
アップデートが始まり、3分ほどするとアップデート完了して「ぴろりぃー♪」と鳴り、右側の画面が表示されます。
toio コアキューブの電源を切ります。電源断時は「ぴろりぃ♪」となります。
「戻る」ボタンを選択して、もう1つのキューブも同様の手順でアップデートします。
なお、アップデートが失敗することもあります。
実際、かげさんは2つ目の時に失敗しました。
勢いあまって画面をタッチしてしまい、その時のスクリーンショットは撮り忘れたんだけど…(;^_^A
その次の画面では、
「再開」ボタンが表示され、再実行できました。
かげさんは「再開」ボタンを押した後はアップデートに成功しました。
toio コアキューブのアップデートに成功すると再度、toio Do で toio コアキューブに接続すると「キューブのアップデートがあります」が表示されずに接続されました。
思った以上に長くなってしまった。(続く)
ここまではOKだ
micro:bit v2.21 マイクロビットバージョンアップ版!(基盤本体のみ )
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